トトノウ設立まで(3) トトノウの形を考える
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農業の問題解決を!
というテーマで島原に来た私、前回お話したとおり、
始めの3ヶ月間は「島原の農業のいま」を知ることに時間を使ってきました。
季節の変わり目の4月、行動の方向性も変わったかのように事業計画を練り始めました。
まず島原の農業の問題点、課題で感じた点として
1.物流の条件が非常に悪い
2.現状における販路の選択肢が少ない
3.「しまばら野菜」のブランド・イメージが薄い
4.農耕面積が狭い=年間を通じて休みが少ない
があります
反対にいいところ、潜在的な可能性として
1.年間を通じて数多くの品目、品種が栽培されている
2.農作物のクオリティーが平均的に高い
3.若手の農業者が多い
ということがありました。
今の島原の農業のいいところを活用しつつ、課題を解決していくための事業をというところでのインターネット販売。
・食卓を「オール島原産」で飾ることが出来るほどの栽培品目の多さ
・生産者と消費者を直接結びつける販売方法という新たな販路
また収益の一部を利用し農家さんに提供する
・収益の一部を利用した若手農業者に対しての研修、勉強会の実施
・他地域からの農業研修性の受け入れによる労働力の提供
これらの事業を通じて私が以前より理想としていた
・生産者と消費者相互の理解の強化
・生産者と消費者の良い関係性の構築
を実現していこうと決めました。
次回は組織としてのトトノウについてお話します。
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