トトノウ設立まで(5) 農家さん集め

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島原での方針が定まってきたころ､最も苦労したこと(特に体力的に)は
協力してもらえる農家さんを見つけることでした｡

一緒になって新しい販路を作っていきませんか？
と問いかけるだけではなく､会社設立のために出資してもらえませんか？
というお願いを受け入れてもらう必要があります｡
まだ島原にやってきて半年にもならない見ず知らずの私を信頼してもらい､
将来を託してもらうまでにならなければいけませんでした｡

そのためにも自ら畑へ足を運び､話し､また農業を体験させていただくことに5ヶ月間ほどの
時間を使いました｡
また農家さんを集め､島原の農業の未来についてや私の農業に対する考えや可能性など､
農家さんとは違った視点からお話する機会も設けてきました｡

そして9月23日､島原半島の農業者11軒(+1名)によって､トトノウが誕生しました｡

中には､商品は出せないけど考え方に共感してという方もいらっしゃいました｡

島原に来て特に感じるのは､人とのつながりの重要性､農家さんや市内の様々な方のご協力があり､
現在のトトノウとなっています｡

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